ブログ|株式会社神楽樹

かぐらぎのBlog

フィリピンでの何気ない出来事

やっと海外への規制も緩和されはじめたので、私は2年ぶりに
フィリピンへ面接に行きました。その時の本当にささいな出来事の話です。
私はホテルの部屋で何気に窓から景色を眺めていると
上からゴンドラに乗った作業員がおりてきました。
彼らを一目みてわかりました。塗装職人(ペインター)さんだと。
私は彼らに窓越しにゼスチャーで私もペインターだと伝えました。
彼らにも伝わったようで、5分ほどお互いゼスチャーでやりとりをしました。
なんでしょうね?(笑)
海外で同業者を見かけただけなのに、なぜかとてもうれしく感じてしまいました。

ソニー

うれしいニュースです。
弊社の実習生だったソニーが、再び戻って来てくれました。
彼は3年の実習が終了し帰国、母国でパン屋をする予定でした。
帰国後すぐに結婚。子宝にも恵まれ順風満帆。
・・・のはずでしたが、フィリピンを襲った大型台風の被害でパン製造の機械類などが水没。
さらにウクライナ情勢による小麦などの原材料の高騰もあり、パン屋はとりあえず延期。
奥様と協議の上(尻を叩かれ?)、再び弊社に戻ることになりました。
どんな理由であれ、スタッフが戻って来てくれるという事はうれしいものです。

お掃除

毎週末、休みの日には皆で掃除をするルールなので
お掃除タイムです。
大分慣れてきたようです。

フィリピン人=寒いのが苦手??

今回は彼らの家の中での写真を少し。
さすがに外では着こむのですが、家の中では空調で調整し
基本薄着というか裸というか(笑)
エアコンなどで空間の温度を調整して、自分たちはいつも通りの服装って感じです。
私の感覚からすると身体に悪くない?と感じてしまうのですが、
これが彼らのスタイルなのでしょう。
フィリピンに行くとわかりますが、どこへ行っても冷房ガンガンです。
ホテル、ショッピングセンター、レストラン、バス・・・
中途半端な効き方じゃないです。本当にガンガンです。
当然外は暑いのですが、どの建物へ入っても寒いので
私は必ず長袖の上着を持っていきます。いや、それでも寒く感じます。
でも現地の人は半そでのTシャツのまま、平然としています。
フィリピン=暑い=〇ですが、
フィリピン人=寒いのが苦手=☓なのかも?
暑い国の人だから寒さに弱いのだろうというのは、私たちの先入観なのかもしれません(笑)

悪いのはどっち? ⑤ おもてなしの国ならば

私は実習生たちに、そもそも人口減少と共に日本人が見向きもしなくなった
重労働分野で働いてもらっているという感覚です。
奴隷??とんでもない。逆です。
国を離れ、異国で働く彼らをリスペクトすべき存在だと認識しています。
逆にそんな彼らを奴隷のようにしか扱えないような輩を擁護する気持ちはありません。
正直、信号(ルール)を遵守した人間が信号(ルール)無視の人間の事故に
巻き込まれたのと同じ感覚でしかありません。
観光で来日し、お金を使ってくれる外国人だけでなく、日本人がしなくなってしまった分野で
働いてくれている外国人もまた、日本の経済に貢献してくれているのではないでしょうか?
そしてそんな彼らに対して「お断り」や「必要ない」ではなく
「ありがとう」や「ご苦労様」と言える国でなければ
おもてなしの国とは言えなくなってしまうのではないのでしょうか。

悪いのはどっち? ④ 実習生制度=奴隷制度?

実習生制度=奴隷制度と認識されている方々へ
兎にも角にも私が皆様に知って頂きたい事は
実習生制度には、来日外国人がしっかりと保護されるような厳格なルールがあり
〇毎年、労働時間や給与条件を契約書をもって交わす。
〇雇用保険や社会保険の加入、建築業だとキャリアアップシステムの登録。
〇家賃や控除に上限が設定されている。(それ以外は企業負担)
〇労働時間などは労働基準法に準じ、日本人と全く変わらない。
〇実習生は一定の段階で実技や筆記のテストがあり、それに合格しないと
_次のステップには進めない。(来日1年目、3年目、5年目)
〇契約条件にそぐわなかったり職場環境に不満等がある場合、管理団体に連絡し
_企業に是正、改善を求められる。
_そして是正、改善がされない場合、その企業は今後、実習生制度の活用を
_認められなくなる。
などなど、これ以外にも沢山のルールや制限の下、この制度は成り立っているのです。
一つだけ実習生がもっていない権利を上げるとするならば
来日3年修了時までは転職が認められていないという事です。
(但し、離職し帰国することは可能ですし、企業側に問題があると判断された場合は
同一職種の別企業へ移籍は可能)
この制度のどこが奴隷制度なんでしょう?誰が言い始めたのですか?

悪いのはどっち? ③

このように本当にごく一部のこの様な事案によって、あたかも実習生制度とは
外国人に対してこの様な扱いをしてもよい制度だという間違った認識を世間に
広めてしまっている。
結果、大半の真っ当に実習生制度を活用している企業が世間より厳しい目を
向けられる事となる。ただし、これはマスコミの報道の仕方による責任が大きいと
感じています。私がニュースを見ていても被害者の実習生達は実習生制度という名目の下
騙されて日本に来てしまい、このような被害にあっているというような印象を受ける。
簡単に言うと実習生制度が悪いから外国人が被害を受けているというように聞こえる。
というか、そう報道している。
おかしくないですか?
実習生制度にも彼らが不利益にならぬよう、厳格なルールが存在しています。
青なら進んでよい、赤なら止まりなさいの信号のルールを日本人が破って
事故があった場合、その(信号の)ルールを非難する人がいますか?
単純にルールや法を守らずいじめをしている企業があり、そこで外国人が被害を
受けているという話ですよね?
そしてそういった事案が出ないように管理するはずの団体もちゃんと管理していなかった
という事ではないのですか?
ちゃんとしたルールがあるのにそのルールを守らなかったのはどちらでしょうか?
仮に被害者が日本人だった場合、叩かれるのは企業ですよね?なのにマスコミは
ルールを破った者(業者)ではなく、ルール(実習生制度)が悪いといいたいのですか?
私はそれこそが外国人への差別だと感じています。私はこの様な実習生制度関連の報道は
どんどんしていって欲しいし、皆さまにも興味をもって頂きたいと思っております。
日本の秩序は海外に比べ、厳格なルールとそれを遵守する国民性から成り立っているもの
だと思っています。ならばそのルールを守らない者に対して大きな声を上げて欲しい。
ルールを守らない日本人はさておき、あたかも制度がそれを許しているかのような
間違った扇動まがいの報道は如何なものでしょうか?

悪いのはどっち? ②

来日した実習生に対して、ニュースに取り上げられる様な扱いや仕打ちを
行っている業者に対しては、本当にいい迷惑だ!という感想しかない。
人出不足を解消するため?人件費を抑え利幅を増やすため?
日本人が誰もしたがらない事をさせるため?
それとも他の日本人のストレスを解消するため?
いずれにしてもそんな扱いをしておいて、その実習生は持てる力を発揮して
会社に尽力してくれる訳がない。
そして嫌々仕事をさせられている人間が
会社が想定していた利をもたらしてくれるとも到底思えない。
一体、何のために実習生を迎え入れたのだろうか?
ただ、これに対しては管理団体に対しても疑念をもってしまう。
ご存じない方のほうが多いと思いますが
企業が実習生を迎え入れる際、必ず管理団体を通さないといけない。
そして企業は初期費用の他にも毎月この管理団体に管理費を支払っている。
実習生1人につき〇〇円なので、これがなかなかバカにならない金額となる。
実習生、企業双方に対して労働基準法や契約通りに履行できているか
トラブルがないか等を管理、必要とあらば是正を促す立場の団体なのだが
ニュースになるほどの状況まで一体何の管理をしていたのだろうか?
いろいろな人の話を聞くと、毎月の管理費だけ支払わされて
本当に何もしてくれない、後は知らん状態の管理団体もあるようだ。

悪いのはどっち? ①

醜い扱いを受けている実習生がいるというニュースを見かける。
よってたかって暴行を加えていたり、ペットを扱うようにしていたり
劣悪な環境で生活や作業をさせていたり。
そしてその報道を見た方たちからは
「それみたことか。だから実習生制度は奴隷制度だ!そんな制度は必要ない」
と声が上がる。
私は実習生にこの様な不当な扱いをする者(業者)にも
それをみて実習生制度を奴隷制度だと批判する人にも
そしてこの様な事案をニュースに取り上げるマスコミに対しても
「結局、なにがしたい(言いたい)の??」という気持ちになる。

先輩実習生達の帰国

前回、新しい実習生の来日をお伝えしましたが
今回はその逆で、今まで頑張ってくれていた先輩実習生達が
実習期間終了に伴い帰国ラッシュとなってしまうという残念なお知らせです。
彼らは特定技能活動で日本での仕事を希望しているのですが
今のところ、建築塗装工事の分野自体が認定されておらず
私にはどうする事もできません。
彼らの帰国は、仕事の技量を考えても大きな痛手なのはもちろんなのですが
何より数年間、共に汗をかき、飯を食い、風呂に入り、叱り、遊んだ彼らに対して
私は一方的に父親感情が芽生えてしまっています(笑)
単純にそんな彼らとの別れが私はとても辛い。
一日でも早く建築塗装工事分野が特定技能活動に認定され
彼らと再会出来る日を心から待ち望んでおります。