ブログ|株式会社神楽樹

かぐらぎのBlog

誤解を生じさせないために

こういった誤解のほとんどは実習生が来日して半年から1年位の時期に起こりがちです。
その都度、双方が納得するまで話し合うのも解決法ではありますが、
やはり一番は、まずそもそも誤解を生じさせないようにする事だと思います。
忙しい時に部下に指示をする時、そのやり方は説明しても
理由までは説明しない事が多いのではないでしょうか?
特に時間や工程に追われる作業現場ですから、その時にゆっくり理由を
説明している暇があるとも思えません。
しかし、外国人実習生に指示する場合、この理由をしっかり伝える事が
すごく重要だと感じています。
結果がこの様になる。←だから今、この作業が必要だ。
指示する際に時間がなくても、例えば休憩時間、帰りの車の中など、
できるだけその日の内にゆっくりしっかり理由を教えてあげる事。
実習生の彼らのWhy?をWhy?のままにしない事。
そして実習生達にも遠慮なくWhy?と言えるんだという事を教えてあげた上で
その機会をしっかり与えてあげる事。
当たり前の事になるのですが、結局はそういった事を日々気兼ねなく
お互いに言い合える関係作りが大切だと思います。

誤解 ③

②、③で挙げたフィリピン人だけに怒る事や、面倒くさい仕事を
押し付けられるといったことは、完全に彼らの被害妄想です。(笑)
これだけは私の会社の自慢なのですが、私の会社の人間に国籍や立場で
差別する人間はひとりもおりません。これは断言できます。
単純に間違っているから怒られたり、仕事の技量に応じた作業をさせられているだけです。
仕事の技量が上の人間が作業をし、技量が下の人間が材料運びや先輩の補佐をする。
ごく普通のことなのです。そして、そこに国籍は全く関係ないのです。
実際、実習生より後に入社している日本人も同じことをしているのです。
しかし、なぜかそこには目がいかず、自分がしんどい事をした事だけに不満を募らせます。
こういった誤解なのですが、当然日本人側は全く気付いていません。
日本人にとってはいわゆる修業期間としては当たり前と考えるからです。
なにかのきっかけでトラブル(大小関わらず)になり、表面に出てきて
初めてそこに誤解があることに気が付くのです。

誤解 ②

現地送り出し機関や受け入れ機関が実習生達の来日後、トラブルがおきないようにと
一生懸命日本のルールや仕事への心構えを教えてくれているのですが
どうもこれが、「とにかく日本人の言う事に従わないといけない」と
どこか卑屈な受け取り方をしている場合があるのです。
1.日本人(上司)のいう事に従いなさい→フィリピン人はなんでも我慢しなさい
仕事を指示された時、それが理不尽に感じる事はみなさんも経験があるはずです。
その理不尽も自分の経験値や立場があがり、今となればその必要性を
理解出来たりすることもあれば、いまだに理解できないものもあると思います。
例えば、芸の道や相撲などの付き人のような下積み、俗にいう修業は
彼らには理解し難い不必要なものと感じるのでしょう。
彼らは直ちに直結しない事や、合理的ではない事を不必要(無駄)と考える場合があります。
毎日使う道具を洗う→明日もまたすぐ汚れるのに意味がないことをさせられる
毎日掃除をする→掃除するほど汚れていないのに掃除させられる
作業中、道具などを取りに行くよう指示する→あなたが行った方が近いのに行かされる
こういった事を不必要(無駄)と考えた場合、
日本人がフィリピン実習生に無駄なしんどい事をさせていじめている
しかし、来日前に「日本人の言う事に従いなさい」と言われているので
フィリピン人はいじめられているが我慢して従わなければならない。と解釈してしまい
予想もしていなかった誤解が表面には現れず、
彼らの胸の内だけでひっそりとくすぶり始めるのです。

誤解 ①

現在まで数年、フィリピン実習生を受け入れてきましたが、当然ながら
ここまで順風満帆な訳ではありませんでした。
会社は人間の集まりな訳ですから、トラブルやいざこざもありました。
皆で話し合ったり、時には個別で相談したりと案件によってさまざまな
対応をしてきましたが、その中で実習生特有の誤解が存在する事に気が付きました。
実習生達は面接採用決定後、日本語やルールを3,4か月かけて勉強した上で
各社に配属されるのですが、日本で日本の企業で働くのですから、日本の国と
それぞれの会社のルールに従わなければなりません。そしてこれは現地の
送り出し機関や日本の受け入れ機関でも徹底的に教え込まれてきます。
・・・が、
どうもこれが変な誤解というか、間違った解釈をしている場合があります。
例えば、
1.日本人(上司)のいう事に従いなさい→フィリピン人はなんでも我慢しなさい
2.日本人が怒る→フィリピン人にだけ怒る
3.きつい仕事やめんどうくさい仕事を指示する→そういった仕事はフィリピン人にさせる

問題を解決していく中で、
彼らの中で、こういった変換がされている事が多々あることに気がついたのです。

ロメルとジュリウス N4 合格!

当社実習生のロメルとジュリウスが日本語能力試験N4を受験し、合格しました!
正直、この合格自体は聞く人が聞けばそれほど珍しい事ではないかもしれません。
しかし今回、どうしても自慢したくなり、ブログにて報告することにしました(笑)
実は今回の日本語能力試験。私は彼らが受験したことすら知りませんでした。
二人は私達には内緒で勉強していたようです。
つまり、私達は全くサポートをしていないのです。
彼らになぜ報告しなかったのか聞いてみると、
「もし合格しなかったら恥ずかしいからナイショにしました」と、照れながら言いました。
私は彼らの姿勢に感銘を受けました。
毎日暑い中、肉体労働をした後に、会社(私)に言われた訳でもない資格を
誰のサポートを受けるわけでもなく独学して自費で受験し合格したのです。
もし私が彼らと逆の立場だったら、私には到底出来ない事だと思います。
私が出来ない事ができる彼らを、私は本当に尊敬しています。                 

  

                 責任感が強い頼れる頑張り屋 ロメル   一児のパパ。家族のために頑張るジュリウス

 

 

 

ステイホーム

長引くコロナ禍、不要不急の外出制限でストレスはたまる一方です。
そんな折、知り合いのジムオーナー様と当社実習生の話をしていると
ぜひ彼らの為にと、トレーニング機材をプレゼントして頂ける事になりました!
遊びに行くことも出来ない昨今の状況下で、最高のプレゼントとなりました!
本当にありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寮に設置後、現在ドハマり中。毎日毎日、トレーニングに励んでおります。

が、寮に設置しているので服装は・・・(笑)

実習制度否定派の方へ ②

実習生一人に対して、給与、家賃補助、組合費、その他・・。
以前にも書かせて頂きましたが、大卒未経験者を雇い入れる方が
遥かに費用は少なくすみます。それなのに多くの企業が実習生制度を
活用しています。そして一度実習生制度を活用した企業はそのほとんどが
毎年外国人の受け入れを行うようになります。
わざわざ日本人より高い費用を使って。
何故だかわかりますか?
彼らはすぐには辞めないからです。
実習生制度を活用している大半の企業の方は、安い労働力を求めている訳ではなく、
辞めずに続けてくれる労働力を求めているのです。
実習生制度を否定されるのであれば是非代案を頂きたいものです。
貴方は給与さえ良ければきつくても建築業や農水産業に来てくれますか?辞めませんか?
建築業や農水産業は世の中に必要ないものなのですか?
誰がするのですか?

実習制度否定派の方へ ①

来日する外国人増加と共に外国人による犯罪も増えてきました。
その度にネット上で議論される実習制度。
私はもう少し、この制度の必要性を理解して頂きたいと思っております。
まず、誤解されているのが最低賃金で奴隷のように働かせてるというイメージ。
逆に聞きたいです。高卒初任給で、最低賃金+いくら程の給料がもらえていますか?
俗に言うサービス残業はありませんか?
実習生を迎える際、居住スペースのサイズや家賃の上限などが定められています。
フィリピン人の場合、一人当たりの居住スペースはトイレや風呂、
キッチンを除いて最低3畳です。
家賃の個人負担上限は15,000円です。そんな物件、都心部にありますか?
それ以上にかかる費用は全て企業負担です。労働条件も日本人と全く変わりません。
労働時間、有給、残業など、全て労働基準で定められたものです。
そしてそれらの条件を毎年、契約書で交わします。
給料も制度上は最低賃金で雇い入れることが可能なだけで、それでは実習生の
モチベーションが上がらないでしょうから、大抵の企業は最低賃金+αで
雇い入れていると思います。
実習生は最低賃金で休みなく、朝から晩まで働かせる事が出来ると思っている人は
大間違いです。
それはただのブラック企業です。日本人にも同じことをしているでしょう。

咄嗟にでる言葉

実習生も数年日本で暮らしていくうちに、咄嗟にでる言葉が日本語になってきます。
「痛!!」とか
「熱!!」など(笑)
一生懸命仕事をしている最中にそうゆう場面に出くわした時、
外国人が日本語で声をだす姿はとても面白く、まわりの空気が和みます。
(先に心配するべきかもしれませんが)(笑)
もちろん仕事としての戦力になってくれていますが、こういった何気ない言葉だけでも
いい雰囲気作りに貢献してくれているんだなぁと感じます。

実習生制度

この制度の目的は、あくまで外国人が日本で技術を学び、培った技術を
母国で役立てる為の制度です。そう、建前上。
実際、彼らはお金を稼ぐのが目的で、日本の企業側はどうにかして
人出不足を解消したいというのが本音だと思います。
私はフィリピンでの面接時に、なぜ日本で働きたいかを尋ねますが、
理由はみな「家族の生活費」や「家(車)を買いたい」「お金を貯めてなにか商売がしたい」
等々、今のところ日本で技術を学んで母国で同じ職種を生かそうと考えている人間に
面接時には出会ったことがありません(笑)
(もちろん私が出会った事がないだけで、そういった人も沢山いるはずですが)
現在の実習生受け入れ許可認定を受けている分野=人出不足の分野な訳ですから、
実習生=出稼ぎ労働者だという事は、もうみなさん周知の事だと思います。
出生率が1.3付近でうろうろしている日本で、労働力が上がるはずはないのですから、
それを他国から補うのは仕方のない事だと思っています。
しかし、実習生という名目である以上は本人の望む、望まないに関わらず期限があり
終わりがやってきます。
仕事とお金が欲しい国から、人出不足の国に働きに来るというWINWINのスタートも
3年、5年と日本で働いて、やっと企業の戦力になる状態になった時点で
帰国”させないといけない”側と、まだまだ日本で働きたいのに
帰国”しないといけない”側ができるという、なんとも残念な終わりがくるこの状況・・・
なんとか双方WINWINになれる制度になってほしいと願っています。