かぐらぎのBlog

月別アーカイブ: 2020年11月

職歴と同居家族の多さ

履歴書に目を通すと、家族の多さ、職歴の多さにビックリします。
前にも書かしてもらいましたが、これが普通なのです。
職歴が多いのは日本のような雇用制度ではなく、すぐに契約を打ち切られる事が
多いこと、人口に対して仕事が少ない事等が原因だと思われます。
で、結局のところ仕事の取り合いなので、なんでもやりますという事になります。
(これが前に書かせて頂いた、出来ますアピールに繋がっていると
思っています。)
もちろん、国の問題ではなく飽き性な国民性の可能性もありますが(笑)
同居する家族が多い理由はすぐにわかりました。
家族一緒に暮らさないと、とても生活が維持出来ないからです。
これまでに数回、フィリピンへ行って感じている事ですが
電化製品等のモノに関しては、そこまでの安さは感じていません。
海外からの輸入品が多い事も影響しているかもしれません。
が、マッサージや、散髪といった人件費が主たるサービス業は
すごく安いと思います。
人件費=スタッフの収入という事になるので、一般のフィリピン人の収入が
低くなるのは当然です。
物価が高いのか、人件費が低いのかはわかりませんが、ここに
フィリピンでの生活の難しさがあるのではないかと考えています。

チケットの値打ち

面接時に「どうして日本で働きたいか?」の問いには
例外なく皆、「お金」と「家族の為」を理由に上げます。
当たり前ですよね。でなければ、わざわざ異国に行って働く訳がないのですから。
この時、私の会社での採用予定数は2名、面接応募者の人数は28名でした。
面接会場へ集まるのは、当然皆自費です。
バスで数時間、船で1日、飛行機でなんて人もいます。
お金を稼ぎたいから面接に来ている彼らは、お金を使ってやってくるのです。
なので、彼らの必死さは語らずともひしひしと感じられます。
10回、20回と面接に来る者もザラにおります。
そして、その交通費用も借金して来るのがほとんどなのです。
もし採用が決定しても、そこから約4~5ヶ月は入寮し、日本語とルールを
習得しなければいけません。当然この間、仕事は出来ませんので
これまた借金。聞けば日本に来るまでに作る借金は、日本円でだいたい
3~40万円ほどのようです。彼らがそこまでして手に入れようとしている
日本行きのチケットとは彼らにとって、それだけの価値なのだという事です。