かぐらぎのBlog

誤解を生じさせないために

こういった誤解のほとんどは実習生が来日して半年から1年位の時期に起こりがちです。
その都度、双方が納得するまで話し合うのも解決法ではありますが、
やはり一番は、まずそもそも誤解を生じさせないようにする事だと思います。
忙しい時に部下に指示をする時、そのやり方は説明しても
理由までは説明しない事が多いのではないでしょうか?
特に時間や工程に追われる作業現場ですから、その時にゆっくり理由を
説明している暇があるとも思えません。
しかし、外国人実習生に指示する場合、この理由をしっかり伝える事が
すごく重要だと感じています。
結果がこの様になる。←だから今、この作業が必要だ。
指示する際に時間がなくても、例えば休憩時間、帰りの車の中など、
できるだけその日の内にゆっくりしっかり理由を教えてあげる事。
実習生の彼らのWhy?をWhy?のままにしない事。
そして実習生達にも遠慮なくWhy?と言えるんだという事を教えてあげた上で
その機会をしっかり与えてあげる事。
当たり前の事になるのですが、結局はそういった事を日々気兼ねなく
お互いに言い合える関係作りが大切だと思います。